※このページに記載の写真および情報は、2016年7月現在のものです。
| PC-8801版 | PC-6001版 | MSX版 |
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| ファミコン版 | PC-9801版 | iアプリ版 |
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屈斜路湖は、東西約29km、南北約20kmの日本最大のカルデラ湖です。ゲーム画面は南岸の「和琴半島」で、和琴温泉露天風呂（ゲーム画面の内湯の温泉とは別）やキャンプ場の近くと思われます。露天風呂に背中を向けて撮影してみました。
ファミコン版のゲーム画面にある建物は「和琴レストハウス」という売店で、分かりづらいですが写真にも写っています。
iアプリ版の画面が、なぜか和琴半島ではなく「砂湯」の写真になっているのですが、これは意図的な物なのでしょうか？
さて、ゲーム画面では湖の前にあるマリゴケの案内板ですが、説明文が異なるものの、少し離れた場所に実物が立っています。
ちなみに、マリゴケは最近ではなかなか見られないそうで、私も湖の中を覗いてみましたが、それらしき物は見つかりませんでした。
参考までに、これが露天風呂（混浴）です。手前の湖側から丸見えなので、さすがに入るには勇気が要りますね…。
その後の調査で、マリゴケは現在でも屈斜路湖北東部の「碁石浜」付近で見られるということが分かりました。2016年7月に現地に再訪して、見つけたのがこれです。
なお、ここにも和琴半島と同じ内容のマリゴケの案内板が設置されていますが、なぜか色違いとなっています。
ところで、「ログイン」誌1983年12月号の「オホーツクに消ゆ」記事中には、堀井雄二氏がゲーム画面と同じような看板の前でメモを取っている写真が掲載されています。
また、このページにも、少しデザインが異なりますが同様の看板を見つけたとありますが、2003年時点のものです。
もしかしたら屈斜路湖の別の場所で撮ったのかも？と、現地を調査しましたが、背景の山々の形から判断すると、和琴半島の東側（「和琴共同浴場」の手前）で撮影したのですね。現在は湖岸が舗装されていますが、当時は草木が生い茂っていたのでしょうか。ここにマリゴケの看板があったようです。
和琴半島を何度も訪れて、看板や何かの形跡が残っていないか、自然探勝路やキャンプ場を含めて探し回ったのですが、結局見つかりませんでした。
屈斜路湖・和琴半島へのアクセスですが、網走から車で1時間15分、摩周湖から30分ほどです。「和琴半島湖畔キャンプ場」を目印に向かうのが分かりやすいかもしれません。入口に、100台駐車可能な無料駐車場（Pマーク）があります。
なお、碁石浜に行くには、JR釧網本線「川湯温泉駅」から国道391号線を北上し、網走に向かう道道102号線から「野上峠林道」に入り、「屈斜路湖畔林道」に出る必要がありますが、行くのにはかなり勇気がいると思います。