HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス (2021年度発売)

2021年11月5日から2022年2月28日まで発売の「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」というフリーきっぷについて、気が付いたことをまとめていきます。
このきっぷの詳細は、以下を参照ください。
JR北海道「おトクなきっぷ」のきっぷ情報
「列車で出かけて北海道を元気にしよう!」


AIRDO ひがし・きた北海道フリーパス

2021年4月22日から2022年3月31日まで、「AIRDO ひがし北海道フリーパス」「AIRDO きた北海道フリーパス」が発売されています。
詳細は以下を参照ください。
JR北海道のフリーパス案内

AIRDOに搭乗して北海道に移動した方限定なので、そもそも「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」とは性質が違いますし、有効期間やフリーエリアも異なります。そして、

といった点が残念ですが、道東、道北エリアに限定した旅行であれば、「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」発売終了後の代替として、十分便利だと思います。

なお、道南エリアには、「はこだて旅するパスポート」というフリーパスがあります。
さらに、2021年10月15日より12月26日までの期間限定で、「はこだて縄文めぐりパスポート」として発売しています。(「はこだて旅するパスポート」の半額)
詳細は以下を参照ください。
JR北海道のフリーパス案内

(2021/11/23)

Peach ひがし・きた北海道フリーパス

上記AIRDOのPeachバージョン、「Peach ひがし北海道フリーパス」「Peach きた北海道フリーパス」が発売されています。
発売期間や価格、有効期間、フリーエリア等はAIRDOと同じです。
詳細は以下を参照ください。
JR北海道のフリーパス案内

(2021/11/23)

ANA きた北海道フリーパス

上記AIRDOのANAバージョン、「ANA きた北海道フリーパスSP」が発売されています。
ただし、「ANA ひがし北海道フリーパス」の発売はありません。
発売期間や価格、有効期間、フリーエリア等はAIRDOと同じですが、ANAの稚内空港到着便も対象となります。
詳細は以下を参照ください。
JR北海道のフリーパス案内

(2021/11/23)


前日までにJR北海道の駅での購入が必須

このきっぷは「有効期間開始日の1ヶ月前より前日まで」の発売となっています。
つまり、使用する前日までに購入する必要があります。(購入時に、利用開始日として翌日以降しか指定出来ません)
また、購入出来るのはJR北海道の駅(みどりの窓口、指定席券売機)となっています。
道民の方であれば事前に駅で購入しやすいと思いますが、道外の方にとっては大きな難関になると思います。
そこで、前日夜に新幹線で新函館北斗まで移動し、前日のうちにこのきっぷを購入して、函館等で一泊した上で、翌日から使用するという使い方が考えられます。

新函館北斗19:47着のはやぶさ33号までの列車であればあまり問題は無いと思いますが、新函館北斗21:44着のはやぶさ39号では注意が必要です。
なぜなら、新函館北斗駅のみどりの窓口、指定席券売機の営業時間が22:00までのためです。新幹線を降りたら、営業時間内に忘れずに購入しましょう。
また、新函館北斗21:55発の「はこだてライナー」で函館に移動しても、函館駅では前日中にこのきっぷを購入することは出来ません。
函館22:14着ですが、函館駅のみどりの窓口、指定席券売機の営業時間も22:00までのためです。

同じ理由で、新函館北斗23:29着のはやぶさ43号では、新函館北斗駅、函館駅とも、前日中にこのきっぷを購入することは出来ません。
ちなみに、新青森駅ではこのきっぷは販売しておらず、奥津軽いまべつ駅、木古内駅には停車しないため、はやぶさ43号で移動しても前日中にこのきっぷを購入する方法は無さそうです。

なお、新幹線ではなく、前日夜に飛行機で新千歳空港に移動するという方も多いと思います。
新千歳空港駅のみどりの窓口の営業時間は22:00まで、札幌駅のみどりの窓口の営業時間は23:55となっています。
新千歳空港の指定席券売機では、22:40頃でも購入出来ました。(2021/11/05現在)
遅い時間に到着する便では、ご注意ください。また、それ以外の便の場合も、前日中の購入をくれぐれも忘れないようにしてくださいね。

(2021/11/23)


使用開始日の変更

このきっぷは、使用開始前かつ有効期間内であれば、1回だけ、有効期間開始日を変更することが出来ます。乗車変更というシステムです。
その場合、開始日は早めることも延ばすことも可能ですが、早める場合は当日は指定出来ず、翌日以降になります。
また、延ばす場合は変更を行う日の1ヶ月後までとなります。
変更を取り扱うのは「発売箇所」ですので、このきっぷを販売している、JR北海道のみどりの窓口になります。(購入した時と同じ場所という意味ではありません)
指定席券売機での変更は不可です。

なお、このきっぷは2020年度は9月29日で発売終了となりましたが、使用開始前かつ有効期間内であれば、9月30日以降も開始日の変更は可能でした。
ただし、変更後のきっぷの再発行が出来ないため、手書きでの変更となります。
そのため、変更後のきっぷでは自動改札が使用出来ませんので、有人改札を利用することになります。
また、指定席券売機での指定席発券も出来ませんので、みどりの窓口で発券手続きを行う必要があります。

ちなみに、9月29日で発売終了ということですが、9月29日に購入した場合は、1ヶ月後の10月29日から11月3日まで有効なきっぷを購入することが出来たわけです。
また、有効期間内であれば1回だけ変更が可能ですので、有効期間の最終日の11月3日にみどりの窓口で変更手続きを行えば、1ヶ月後の12月3日から12月8日まで有効と出来たと思われます。
(頭の中で考えただけで、実際に可能かどうかを確認した訳ではありません)

実際に、開始日を変更したきっぷがこちらです。対応が微妙に違いますが、几帳面な係員さんは定規で線を引くのが面白いです。
(2020年度版)

(2021/11/23)


年末年始も利用可能

一部の「おトクなきっぷ」には「4月27日~5月6日、8月10日~8月19日、12月28日~1月6日はご利用になれません」という注意書きがありますが、2021年度発売の「6日間周遊パス」にはこの制限はありません。したがって、年末年始も利用可能です。
ちなみに、2020年度発売の「6日間周遊パス」には、「8月10日~8月19日、12月28日~1月6日はご利用になれません」という注意書きがありました。

(2021/11/23)


普通列車や特急列車自由席の利用について

「6日間周遊パス」での特急列車の乗り方が分からないというツイートを見かけたので、説明します。
指定席の不要な、普通列車や特急列車自由席に乗車する場合は、改札でこのきっぷを見せるだけです。自動改札も使用出来ます。
そして、普通列車であれば(快速エアポートやノロッコ号などの指定席や、全車指定席のSL冬の湿原号を除いて)全席自由ですし、特急列車であれば自由席の空いている座席にそのまま座ることが出来ます。
車掌さんが検札に来た場合も、このきっぷを見せればOKです。なお、下車駅を聞かれると思うので、心の準備をしておきましょう。
駅で降りる時も、出口でこのきっぷを見せるだけです。自動改札も使用出来ます。
ワンマン運転の普通列車で、無人駅で下車する場合は、運転士に見せることになります。

ちなみに、特急列車によっては自由席が少ないものがあるので、途中駅から乗車した場合など、座れないことがあります。
個人的な経験かつ2020年度の話ですが、休日で日中の「北斗」「おおぞら」「とかち」「宗谷」「サロベツ」では、自由席がいっぱいだったことが何度もありました。
最大4回の指定をうまく活用しましょう。

(2021/11/23)


名前の記入について

このきっぷを購入した際に一緒に発行されるご案内には、「券面にお名前を記入してください」と書いてあります。
確かに名前を記入する欄がありますが、記入しないで利用しても、特に何か言われたことはありません。
しかし、きっぷの忘れ物、落とし物があるようで、出来れば記入するように言われたというツイートも見かけました。
JR北海道の「おトクなきっぷ」のページには「券面に記入されたお客さま以外は利用できません」という注意書きがありますが、きっぷの券面や上記のご案内にはそこまで書いていないのですよね…。

(2021/11/23)


払い戻しについて

このきっぷを購入した際に一緒に発行されるご案内には、「払戻しは有効期間内で未使用の場合に限り、発売箇所で可能」と書いてあります。
(「発売箇所」とは、購入した時と同じ場所という意味ではありません。「使用開始日の変更」にも書いたので、そちらを参照ください)
ただし、払戻手数料として1,580円がかかるとのことです。2020年度は手数料560円でしたので、ご注意ください。
ちなみに、使用開始日を変更した場合は、変更後の有効期間を過ぎていなければ払い戻しが可能です。また、使用開始日以降でも、有効期間内(使用開始日の5日後まで)であれば大丈夫です。

(2021/11/23)


指定席の取り方

このきっぷは、在来線特急列車の普通車自由席に乗り放題ですが、さらに普通車指定席も4回まで利用出来ます。
普通車指定席を5回以上利用の場合は、5回目からは乗車券のみ有効となりますので、指定席特急券が別に必要です。
特急列車のグリーン車利用の場合も、同様に乗車券のみ有効となりますので、指定席特急券とグリーン券が別に必要です。
なお、北海道新幹線は利用出来ません。

また、SL冬の湿原号は全車指定席ですが、独自の指定料金(1,680円)のため、このきっぷの指定席4回分は利用出来ません。別に購入が必要です。
乗車券としてのみ利用出来ます。

指定席の取り方ですが、私の知っている限りでは、以下の方法があります。

2020年度発売時は、「えきねっと」で指定席を取ることが出来ました。(えきねっとで指定席特急券を購入しておいて、発券時に「6日間周遊パス」の指定席4回分から充当する)
しかし、「えきねっと」のリニューアルにより、2021年度からはこの方法が利用出来なくなっています。

車内で、「6日間周遊パス」の残り回数を充当して、指定席を取ることは出来ないようです。

指定席券売機で指定席を発券すると、きっぷの「指定席発行回数印字欄」に★マークが赤色で印字されます。
また、きっぷの下の方に「指定席発行開始済み」という印字が入ります。
ちなみに、発行回数はきっぷに磁気データで保存されているようなので、窓口で回数をごまかすことは出来ません。
窓口で発券する場合は、★マーク印字の場合と、「指定券発行」スタンプが押される場合があります。
(2020年度版)

(2021/11/23)


窓口で指定席を取る

一番シンプルな方法ですね。
駅のみどりの窓口で「6日間周遊パス」を出し、指定席を取りたいと申し出た上で、乗車したい列車や区間を伝えるだけです。

発券した特急券は、下の写真のようになりました。料金が「¥***」と印字されています。
「フリー切符」というスタンプが押されているのは、「6日間周遊パス」とセットで利用ということだと思いますが、窓口ならではの扱いですね。
(2020年度版)

私が実際に発券してもらった時には、きっぷの「指定席発行回数印字欄」に★マークが赤色で印字されることがありました。
ただ、対応が統一されていないのか、★マークではなく、「指定券発行」のスタンプが押されることが多かったようです。

こちらは2020年度のものですが、2020年9月29日の発売終了後(使用開始日変更済)に使用した「6日間周遊パス」で、みどりの窓口で指定席を取ったものです。
3回のうち1回目だけ★マークの印字となっています。10月31日に指定席を取ったのですが、変更前の有効期間が「10月27日から11月1日」までだったので、そのままMARS(マルス)端末で手続き出来たと思われます。
2回目と3回目は11月3日だったのでMARS端末で手続き出来ずに、スタンプで対応となっていますね。
なお、下の入鋏済スタンプは、10月30日に新千歳空港駅の有人改札から入場した際に押されたものです。(変更前の有効期間内だったので、そのまま自動改札を通れたとは思いますが)
(2020年度版)

(2021/11/23)


指定席券売機で指定席を取る

JR北海道の大きめの駅にある指定席券売機でも、指定席を取ることが出来ます。
設置箇所

操作方法は、画面で「指定席」→「回数券・おトクなきっぷに座席指定」を選択して、左下の「きっぷ・磁気定期券」と書いてあるところに「6日間周遊パス」を差し込みます。
この時、きっぷの向きに注意してください。きっぷの上が左側、下が右側です。㊭マーク((企)マーク)をつい上側にしたくなりますが、手前にしてください。
(2020年度版)

反対に入れると、指定席発行回数や「指定席発行開始済み」の印字が逆向きになってしまいます。
もちろん、これでも使用には支障はありませんが…。
なお、みどりの窓口のお姉さんも、MARS(マルス)端末の投入口に同じ向き(きっぷの上が左側)で入れていました。
(2020年度版)

「6日間周遊パス」を入れると、画面に指定券の残り発行回数が表示されるので、あとは画面に従って乗車日や区間、列車を選んでいくだけです。
発券した特急券は、下の写真のようになりました。料金が「¥***」と印字されています。
「同時発券の切符と同時使用に限り有効」と印字されていますが、「6日間周遊パス」は同時発券している訳ではないので、若干意味不明ですね。
(2020年度版)

(2021/11/23)


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